岸信夫防衛相は18日、陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都練馬区など)で、東京五輪・パラリンピックの競技会場警備や国旗掲揚のため派遣される自衛官を激励する式典に出席した。

「新型コロナウイルスの影響で大会はかつてない形で開催されるが、その価値は減らない。誇りと責任を感じ任務に当たってほしい」と訓示した。

防衛省は、五輪競技の運営や警備、式典での国旗掲揚などで陸海空合わせて約8500人を五輪に派遣する。18日の式典には約300人が参加。支援団の団長が団旗を受け取った。

自衛隊法に基づき、大会組織委員会からの要請を受けて派遣する。岸氏は訓示で「一人一人にとっても今回の経験は一生の思い出と財産になる」と強調した。

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2021/7/18 11:58
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