プラスチックゴミ削減 学校給食で出す牛乳のストロー廃止に

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20210721/5020009100.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

持続可能な社会の実現に取り組む北九州市はプラスチックゴミの削減のため、
学校給食で出す牛乳のストローを来年度から廃止することを決めました。

北九州市では市立の学校の給食に紙パックの牛乳を出していますが、その際に使う
プラスチック製のストローは年間およそ1500万本にのぼり、重さに換算して
およそ7トンのプラスチックゴミとなっています。

このため北九州市は来年度からすべての学校で牛乳のストローを廃止することを決めました。
今後は、紙パックの飲み口に直接、口をつけて牛乳を飲んでもらうことになるため、
手で開けやすく飲みやすい新たな牛乳パックを導入します。

北九州市によりますと、学校給食の牛乳のストローを廃止するのは
政令市では初めてだということで、ことし10月から一部の学校で試験的に導入します。

市ではこうした具体的な取り組みとあわせて、子どもたちに
環境教育を行って環境問題への意識を高めたいとしています。
北九州市教育委員会学校保健課は「環境都市としてほかの自治体を
けん引できる存在になっていきたい」としています。

07/21 12:06