https://news.yahoo.co.jp/articles/d393e4048c79f2e86a4d7f3bd91327ead0565bcd

水曜日、東京五輪における全競技の先頭を切って開幕したのが、3大会ぶりに復活したソフトボールだ。
福島県営あづま球場では予選リーグの初戦、日本対オーストラリアの一戦が行なわれ、ホストカントリーが
8−1の快勝を収めた。

その会場周辺では、試合前にちょっとしたハプニングが発生していた。なんと前日と当日の早朝に、
隣接する運動公園でツキノワグマが目撃されていたというのだ。どちらも体長1メートルほどだが、
同じクマかどうかは判然としていない。ただセキュリティを担う関係者には戦慄が走り、爆竹を鳴らして威嚇したり、
警備員を動員するなどして大捜索を展開。それでも結局は見つからなかったという。
 
一連の報道を驚きとともに紹介したのが、英公共放送『BBC』である。東京五輪本番を前に始まった
ソフトボール会場の様子を伝えつつ、「予定通りファンの姿がひとりもいない無観客開催だったが、
試合の前には毛皮をまとった侵入者が目撃されたようだ。なんとそれはアジアン・ブラックベア
(ツキノワグマ)だった」と報じている。

大事に至らなかったことを書き添えた同メディアは最後に、「日本においてはクマの目撃応報が頻繁なようだ。
最近はしばしば街や村にも姿を現わすのだという」と記している。