鳥取県は21日、これまでに判明した新型コロナウイルス感染者のうち、3人はワクチンを2回接種済みだったと明らかにした。3人とも2回目の接種から抗体が作られる2週間を経過していた。デルタ株の疑いがある。県はワクチン接種を終えても、マスクの着用など感染対策を徹底するよう求めた。

 県新型コロナ感染症対策本部事務局によると、3人の居住地や年代は非公表。1回目の接種後の感染も数人いる。

 平井伸治知事は会見で、ワクチンには発症や重症化を予防する効果が確認されているが、感染自体を防ぐかは分からないとして「ワクチンを2回接種したからといって、もう対策をしなくていいとはならない」と述べた。

7/21(水) 21:54 山陰中央新報
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