東京パラリンピック開会式の演出を務める予定だった劇作家でミュージシャンのケラリーノ・サンドロヴィッチ氏(58)が、「辞めて本当によかったです」と冗談交じりにツイートした。

22日に解任された東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の制作・演出を事実上のトップとして手掛けている元お笑いコンビ、ラーメンズの小林賢太郎氏(48)が過去にコントで「ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)」をネタにしていたとして、創作におけるブラックジョークをどこまで問題視すべきかの議論がネット上で巻き起こっている。議論の中で、英コメディアングループのモンティ・パイソンのエリック・アイドルが披露した2012年ロンドンオリンピックの閉会式でのパフォーマンスも話題に上った。

ブラックジョークまみれの同パフォーマンスに触れて、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏は22日、「俺が辞めてなかったら、パラの開会式の指針になっていたのはコレだったから、辞めて本当によかったです」とツイート。冗談交じりに安堵(あんど)を示すとともに、まぼろしとなった自身の演出プランを明かした。

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