実業家で東京五輪・パラリンピック組織委員会の参与も務める夏野剛氏が21日、ABEMA TVのニュース番組「ABEMA Prime」に出演し、
緊急事態宣言下での東京大会の開催を巡り、国民に渦巻く不公平感について言及した。

 「そんなクソなピアノの発表会なんてどうでもいいでしょう、五輪と比べれば。それを一緒にするアホな国民感情に、今年選挙があるから乗らざるを得ないんですよ」と、

慶應義塾特別招聘教授も務める夏野氏は、組織委参与のほか、エンブレムに関わる委員会や、メディア委員会で委員を務めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f1a5c7cb7386017226271b498e44fc582e3e132


夏野氏は、共演者の「子どもの運動会とか発表会が無観客で行われてるのに、なんで五輪はOKなのか不公平感が出る」といったコメントを踏まえ
「これは今年選挙があるからって理由だけだと思いますよ。公平感? ピアノの発表会なんてどうでもいいでしょ。オリンピックに比べれば」とバッサリ。

 続けて「なんだけど、それを一緒にするアホな国民感情に今年選挙があるから乗らざるを得ない。Jリーグやプロ野球だって入れてるんだから。
ポリティカルな判断に尽きると思う。まあ、そのうち誰かが金メダル取ったら雰囲気変わると思いますよ」と分析した。

 またメディアに対しても「コロナと関係なく、リオだって『間に合うわけがない』って報道してましたよ。めちゃめちゃでした」と釘を刺し
「始まったら熱狂ですよ。まあそんなもんですよ、スポーツイベントは」と論じた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddfdb8df2cac3843da04d625096cbed8295371a3

■参考
夏野 剛は、日本の実業家。株式会社KADOKAWA代表取締役社長、株式会社ドワンゴ代表取締役社長CEO、
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授、近畿大学情報学研究所所長兼特別招聘教授
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E9%87%8E%E5%89%9B