MIKIKOと仲良しの菅野薫のパワハラは一方的な内容じゃなかったみたいだから

(能町みね子)ということで、MIKIKO先生がストレスをためて、「もう無理です」っていう風になって。
それで急に去年の12月に「チーム解散」ってなって。
そこで佐々木さんがトップをやるっていう感じになったらしいんですよね。
そこもすごくごちゃごちゃしていて。その前に、実はサラッとしたニュースが実はあったんですけども。
去年の1月、演出担当の菅野薫さんという方がいらっしゃって。
この方は電通の方なんですけども。その人が電通社内のパワハラということで処分をされて。
「パワハラをしていた」っていうことになって、処分をされて、このチームから外されたんですよね。

(塙宣之)はい。

(能町みね子)なんですけども、なんか私、この菅野さんって間に1人挟むと、ちょっと知り合いらしくて。
なんか前から名前を聞いたことがあったんですけども。
元々、ラッパーのダースレイダーさんとかとすごく中がいい方で。大学の前から知り合いだったとかっていうことで。
菅野さんご本人のフェイスブックとかに普通にそういうのが公開されているんですけども。
で、元々、音楽家を目指していたりして。MIKIKO先生とかPerfumeとかと組んでいたのは、そもそもはこの菅野さんなんですね。

(塙宣之)菅野さんという方。クリエイティブディレクターの。

(能町みね子)その方が組んでいたので、たぶんオリンピックの開会式もこっち側の人たちで今っぽいことをやろうとしていたんでしょうけども。
このパワハラもちょっと怪しくて。
「なかった」とは言わないんですけども、本来は「喧嘩両成敗」的な感じだったらしいんですよ。
そのパワハラを訴えた側もどっちもどっちだっていう風で、両成敗だったっぽいんですけども、上の方の立場の菅野さんだけが名前が出て処分をされたんで。
まあ、本来そこで組んで、割とチーム感がある中でやるものが、トップが処分されちゃったんで、そこから迷走に迷走を重ねてこういうことになったということらしくて。
だからなんか……「やれるの?」っていう感じがしちゃいますよね。