宗教上食べてはいけない食材 入管が誤って給食で提供

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20210727/3000017676.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

名古屋出入国在留管理局に収容されている男性に、宗教上食べてはいけないとされる食材を含んだ
給食を誤って提供したとして、管理局は男性に謝罪しました。

名古屋出入国在留管理局によりますと、7月15日、収容中の男性に対し、
信仰する宗教上禁忌とされている食材を含んだ粉末スープの袋を給食として誤って配膳したということです。
およそ2分後に職員が誤りに気づき、男性が袋の封を切って粉末をいれたコップを回収したものの、
職員がその理由を伝えず、袋の回収を忘れたため、男性は
袋に残っていた粉末をふりかけ代わりにして食べてしまったということです。

後日、男性が他の収容者との雑談のなかで気づき、申し出て発覚したということで、
管理局は男性に謝罪したということです。

管理局は男性の国籍や宗教などについては本人の特定を避けるためとして公表していません。
これまで配膳は職員2人1組で行い、ダブルチェックをしていたということですが、
今回、誤って配膳されたことを受けて、管理局は、食材に含まれる品目を
声に出して確認するなど再発防止を徹底していくとしています。

名古屋出入国在留管理局は「今般の事実を重く受け止め、今後より一層
被収容者ごとの状況に応じた適切な処遇に努める」としています。

07/27 10:28