2021/7/29
 五輪ツイート「応援」急浮上 「中止」「コロナ」開会式を機に一変
 開会式1週間前の16日から27日午後6時までの五輪関連ツイートに含まれていた名詞の出現頻度を、文字の大きさで示した画像で、「応援」や競技名
 は、「開会式」以降に大きく表示されるようになったが、新型コロナウイルスの感染収束が見通せず、中止や反対の声もある中で始まった東京五輪
 だが、開会式1週間前の16〜26日のツイッター上の五輪関連ツイートを解析し、文中に含まれる名詞の出現頻度を、文字の大きさで示す「ワードクラ
 ウド(WC)」で可視化したが、開幕直前までは「中止」などネガティブな言葉が大きく表示されたが、開会式を機に一変し、全身全霊で挑むアスリ
 ートたちをたたえる言葉が増えているとの事。
 開会式前日(22日)までのWCで目立つのは「中止」で、「コロナ」も大きく、新型コロナの感染拡大が続く中、ツイッター上では五輪開催に批判が
 多かった状況が表れているが、大会関係者の名前が連日表示されたのも特徴的で、19日は、過去のいじめ告白で批判を浴び、辞任した開会式の楽曲
 制作担当の小山田圭吾氏の名前が大きく表示され、国際オリンピック委員会(IOC)会長バッハらの名も連日、表示されていたが、傾向が変わったの
 は、開会式当日の23日で、東京の空に五輪を描いた航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」のほか、開会式で選手団入場の際に
 曲が使われた「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」といったゲーム名が表示され、余韻は24日も続き、「中止」の言葉を含むツイート
 も増えたが、開会式が始まった午後8時以降には、急増した五輪関連ツイートにかき消され、「コロナ」の表示もしぼみ、東日本大震災からの「復興
 五輪」を連想させる言葉は現れなかったとの事。
 日本勢のメダリスト誕生とともに、WCは大会の主役であるアスリートをたたえる空気に包まれていき、26日には「卓球」とともに、日本卓球史上初
 となる金メダルを獲得した混合ダブルスの水谷隼、伊藤美誠の名前や「感動」「応援」といった言葉が現れたが、新型コロナの新規感染者数が東京
 で過去最多となった27日は再び、「感染」「コロナ」「中止」といった言葉が目立ったとの事。
※「開会式が始まった午後8時以降には、急増した五輪関連ツイートにかき消され」とある事から、内閣府のIT総合戦略室の職員らが、一斉に東京オリ
 ンピックに関するネガティブなツイートを削除した可能性が高く、オリンピックの選手の活躍以上に、連日過去最高の新型コロナウィルスの感染者
 数の更新に関心を持つツイートが上回り、IT総合戦略室も対応し切れなくなっている模様。この様に新型コロナウィルスの感染拡大よりもオリンピ
 ック開催の成果を強調しようとする政府与党自由民主党・公明党に政権担当は無いと断言できる為、来る第49回衆院選挙では、自由民主党・公明党
 並びにそれらに媚を売る日本維新の会の公認・推薦する候補者には、一切の投票をしない事を強く勧める。