山梨県教育委員会幹部らが今月25日、教育関係者ら計12人前後で昼食付きのゴルフをしていたことが、県教委などへの取材で明らかになった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため長崎幸太郎知事は県民に、大人数での会食などを控えるよう要請しているが、参加した幹部は「東京オリンピックが感染対策を徹底して実施されている。対策すれば、同じスポーツのゴルフも開催していいのではと判断した」と釈明した。

 県教委によると、保健体育課長や中北教育事務所の副所長ら職員3人と教員OBらは25日に県内のゴルフ場で午前8時半から約1時間の昼食を挟んで、午後2時半ごろまでプレーした。マスクや手指消毒、検温をし、食事も会話中はマスクを着用する「マスク会食」を徹底させたという。

 山梨県は緊急事態宣言などの対象にはなっていないが、長崎知事は20日の記者会見で、大人数や長時間での会食を控えるよう要請。また、24、25日に県内であった五輪の自転車ロードレースは沿道での観戦を控えるよう求め、県民に「今年の夏は普段から一緒にいる家族、友人と静かに過ごして」と呼び掛けていた。

 同課は「対策をした店舗で食事し、長時間プレーしたわけではないが、県内でも感染が収まらない状況を考えれば、控える必要があったのかもしれない」としている。【山本悟】


毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20210728/k00/00m/040/336000c
2021/07/28(水) 22:36:10.10
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1627479370/