WHO世界保健機関のデドロス事務局長が、「過去4週間で、世界の大半の地域で、新型コロナウイルスの新規感染者が80%以上増加した」と語りました。

ロイター通信によりますと、テドロス事務局長はコロナの世界的大流行により、極めて危険な時期にあることに関して警告し、
「伝染性の高いデルタ株が急速に蔓延しているため、世界はコロナ対策におおけるこれまでの成果を失う危険に晒されているが、
WHOによって承認されたワクチンは依然として有効だ」と述べています。

一方、CDC米国疾病予防管理センターは、コロナウイルスのデルタ株を水痘が伝染するようなものだとし、
この変異株が深刻な病気を引き起こす可能性があると警告しました。

WHOの緊急対応責任者マイク・ライアン氏は、「WHOによって承認されている各ワクチンは、
デルタ株を含むコロナのすべての変異株に対する保護を強化し、入院や重症化を防ぐ」と語りました。
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