東京都では新型コロナウイルス感染者のうち30代以下が占める割合が7割を超え、急増している。

65歳以上の高齢者にはワクチンがほぼ行き渡った半面、若者への接種の本格化はこれから。
経済活動の中核を担う20〜30代は高齢者以上に感染の危険と隣り合わせといえ、
職場やSNSなどさまざまな面で対策が欠かせない。


「会食による感染はやはり若者が目立つ」(都担当者)といい、飲み会やバーベキューなど若者の活発な行動による感染例も少なくない。
緊急事態宣言の延長が決まって初の日曜日となった1日には、渋谷センター街は大勢の若者でにぎわった。

都は2日以降、青山学院大など3大学に、都内の大学生全員を対象としたワクチン会場を開設するが、
若者の間ではワクチン接種を避ける傾向がみられる。

国立精神・神経医療研究センター(東京)による調査では、15〜39歳の2割弱が接種を希望しなかった。

友人と渋谷に遊びに来ていた男子大学生(22)は「ワクチンを打った知り合いは高熱など副反応で大変だった。
そこまでして打つ必要があるかとためらいがある」と語った。一方、「若くて健康なら重症化しないのは明らか。
ワクチンの副反応より、実際に感染して免疫をつける方が楽かもしれない」(20代の男性公務員)とする声もある。

若者の間で広がる危機感の薄れに、国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は
「特に変異株は若い世代でも重症化リスクがあると強く啓発する必要がある」と指摘。

小池氏は1日、SNSなどを念頭に「20代でもワクチンという武器を手に戦わないといけないと改めて発信したい」と述べた。
https://www.sankei.com/article/20210801-VGPAMN2NWRJZJKSE4FJB6TOSRU/

【コロナ後遺症調査】 若者層でとりわけ顕著、相当な数の患者が後遺症を患っている
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1627529822/