新潟市は、新型コロナウイルスワクチン接種について、
未接種の16〜59歳の市民対象に行ったアンケート調査の結果を発表した。

接種を受けるかどうかを尋ねたところ、回答者の約9割が接種を希望している実態が明らかになった。

アンケートは、市ホームページや無料通信アプリ「LINE(ライン)」の市公式アカウントを通じて7月9〜16日に実施。7268人から回答を得た。

選択肢を示した上でワクチン接種について尋ねた結果、
「すぐに受けたい」が62%、「様子を見てから受けたい」が27%となり、接種の希望者が約89%に上った。

都合のつきやすい時間帯に関する質問では約71%が「土日曜と祝日」と回答。
予約方法については、インターネットでの申し込みを希望する回答が半数超を占めた。

一方、接種を「受けたくない」との回答は8%。理由は「副反応の情報が足りないから」が最も多かった。

市は調査結果を、今後始まる一般接種の会場の規模、運営時間などの検討材料とする。
担当者は「これまでの高齢者接種とは違い、会社勤務の人たちも対象になる。
夜間の会場運営や副反応に関する情報発信も検討していきたい」としている。
https://mainichi.jp/articles/20210806/k00/00m/040/095000c