首相官邸のホームページで5日公表された新型コロナウイルスワクチンの総接種回数は、約9824万回となり、大台の1億回に迫った。

このうち65歳以上の高齢者の1回接種率は約87%、2回接種完了も約79%に達した。
デルタ株による感染「第5波」によって全国的に新規感染者数が急増するなかでも、
高齢者に限っては感染者や重症者、死者が激減しており、ワクチン効果が裏付けられた形だ。

全体では1回接種率が約45%、2回接種完了は約32%まで進んだ。

政府のサイトには都道府県別の接種率も掲載されている。
それによると、4日時点で2回接種率が最も高いのは山形県で35・61%。
上位は山口(35・53%)、和歌山(34・81%)、秋田(34・05%)、高知(33・77%)の各県が続く。

一方、ワースト10の中に、大阪(24・94%)、神奈川(24・70%)、千葉(24・61%)、
東京(23・32%)、埼玉(23・11%)、そして最下位の沖縄(20・56%)と、緊急事態宣言が発令されている6都府県が全て入っている。
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/210806/dom2108060010-n1.html

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/progress/still/prefectures_02.jpg