長崎は9日、被爆から76年の「長崎原爆の日」を迎え、午前10時45分から長崎市の平和公園で平和祈念式典が営まれる。新型コロナウイルスの感染防止を図るため、昨年に続き参列者数を例年の1割程度に縮小する。

長崎市によると、参列を予定しているのは、被爆者や遺族の代表、米国、ロシアなど核保有国を含む各国大使ら約500人。田上富久市長が平和宣言を読み上げ、菅首相があいさつする。一般の参列はできない。

台風9号の影響で、約3500本のキャンドルに火をともす8日夜の「平和の 灯ともしび 」は中止となった。

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