台風9号が西日本を北上しています。

東日本や北日本でもこれから雨と風が強まるおそれがあるため、警戒が必要です。

台風9号は、8日夜、鹿児島県の枕崎市付近に上陸したあと、九州を北上し、9日午前5時すぎ、広島県呉市付近に再上陸しました。

宮崎県の延岡では1時間に84.5ミリの猛烈な雨が降り、愛媛県の四国中央と和歌山県の友ケ島では34.5メートルの突風が吹きました。

台風は、中国地方を北上し、まもなく温帯低気圧に変わる見込みです。

そのあと、低気圧として発達しながら、日本海を北上して、東北へ近づく予想になっています。

台風や低気圧周辺の活発な雨雲や湿った空気の影響で、大雨になるところがありそうです。

予想される雨の量は、東海で300ミリ、関東甲信と近畿で180ミリ、北陸、中国地方で150ミリ。

予想される風の強さは、九州から北海道にかけて30メートルから35メートルとなっています。

暴風や高い波、高潮、土砂災害などに警戒が必要です。

(全文・動画)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cee53e36ccdf9343c68db0246f67748c1f4caa40