社会 2021年08月09日 06時00分

 現代社会は、多様化の時代だ。性別においても、男性女性の枠にとらわれない考え方が広まりつつある。このたび、その流れに反するような痛ましい暴行事件が発生した。

 英バークシャー州レディング王立裁判所は、「トランスジェンダー」と発覚した後、女性に暴行を加えたとして起訴されていた男に対し、禁固刑1年4カ月の有罪判決を言い渡したと、海外ニュースサイト『Daily Mail』『Manchester Evening News』などが6月26日までに報じた。​

 記事によると2020年11月14日夕方、34歳の男は知人宅のガレージで開かれていたパーティに参加。そこに魅力的な女性(年齢非公表)が現れた。女性は連れの男性と一緒にパーティにやってきたそうだ。しばらくして、連れの男性が先に帰宅。男は女性に猛アタックし、女性も男の誘いに乗った様子。2人は別室で2人きりになって、良い雰囲気に。男が女性の股間付近に触れたところ、「男性器」があった。

 驚いた男は電気をつけ、「お前、男か!」と怒鳴った。女性はトランスジェンダーの女性だった。男はだまされたと思い、激怒した模様。女性の顔面を繰り返し殴って、頭を洗濯機に打ちつけたという。周囲には血が飛び散った。男は女性を「犬」呼ばわりして、「周囲に飛び散った血をふいて、きれいにしろ。それまでは家に帰さない」と女性に命令したそうだ。

 のちに女性は警察に通報。女性は、殴られた両目の周りが腫れて、真っ黒になっていたそうだ。男は暴行罪など複数の容疑で逮捕、起訴された。男は暴行罪については認めているという。のちに開かれた裁判では暴行罪で禁固刑1年4カ月の判決を言い渡されたという。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

 https://npn.co.jp/article/detail/200015325