県内初 外国出身町議会議員が本会議に出席 庄内町

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20210810/6020011145.html
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定員割れが続いてきた庄内町議会の補欠選挙で初当選し、県内で初めて
外国出身の議員となったスルタン・ヌール氏が10日開かれた臨時議会に出席し、
議員としての本格的な活動をスタートさせました。

エジプト出身のスルタン・ヌール氏は、JICA=国際協力機構のプログラムを活用して来日後、
鶴岡市で自動車販売業を経営するなどしてきましたが、先月行われた
庄内町議会議員の補欠選挙に立候補して初当選しました。

3年ぶりに定員割れが解消した町議会は、10日午前9時半から
臨時議会の本会議を開き、スルタン議員も出席しました。
議会の冒頭でスルタン議員は日本語であいさつし、「若者も高齢者も、
町民みんなで力を合わせて豊かな町をつくりたい」と抱負を述べました。

本会議のあと、スルタン議員は「少し緊張したし、日本語も完璧ではなかったが、
これから議員として町民の信頼に応えられるよう努力していきたい。
今後は生涯スポーツや若者の定住、外国人就労に力を入れていく」と話していました。

08/10 16:40