>>969
開戦初期はレーダーも防御火器も日米共に運用が未熟だったから攻撃側有利だったんだよ。搭乗員の技量も高かったから、先制攻撃で大打撃を与える可能性も高かった。
だからその時の感覚でアウトレンジ&先制攻撃する事だけに特化したイビツな指揮が罷り通ってた。

一方の米海軍は艦隊防御の技術を着々と開発して、CICによる指揮系統一元化の元で対空砲のVT信管みたいな新技術から、エリコン20ミリ機関砲の大量配備や
戦闘機の通信機整備まで、とにかく有りとあらゆる対策を施した結果、アウトレンジ攻撃を粉砕出来たわけで。

アウトレンジ自体が悪い訳でなく、それを生かすだけの技術も指揮も日本になくなってだけの話。ちなみに米海軍は日本本土攻撃では逆にアウトレンジ攻撃を多用
していて、呉軍港や関東の空襲では日本は迎撃で手一杯で機動部隊への攻撃もままならず、室蘭や釜石とかは戦艦が艦砲射撃するくらい嘗められた攻撃されてる。