8月13日(金)14時1分 BIGLOBEニュース編集部

絵本「かいじゅうたちのいるところ」の翻訳などで知られる児童文学者の神宮輝夫さんが8月4日に死去したことがわかった。89歳だった。

神宮さんが名誉教授を務める青山学院大学は13日に訃報をホームページで伝えた。また、神宮さんによる翻訳でアーサー・ランサム「ツバメ号とアマゾン号」
「ランサム・サーガ」などの作品を刊行する岩波書店もTwitterで追悼。「数々の名作を日本の子どもたちに届けてくださいました。謹んでお悔やみを申し上げます」と忍んだ。

神宮さんは、児童文学を多数翻訳。日本児童文学者協会賞や国際グリム賞などを受賞している。1975年に手がけたモーリス・センダック「かいじゅうたちのいるところ」の訳書は約100万部のベストセラーとなっている。

https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0813/blnews_210813_4388948434.html