925の補足

別に請われもせんのに過疎スレを幸いに宮武外骨『裸に虱なし』の話をしてますがw
ちなみに、スレの愛書家諸君は勿論のこと自称愛国者ネトウヨくんたちは
さっきの渋沢批判の次の項目「亡国論は愛国論なり」も読んでおくこと。
これも非常に現代的なテーマを扱っています。

まあ「亡国」って言葉は現代でも人によってはよく使いますし、
書名にもよくありますよねえ。個人的にはあんまり読んだりしないけど。
ここ2ちょんねるでは、ネトウヨくんたちがしばしば「パヨクが」とか
「中韓が」とか「コミンテルンが」とかなんとかいって
亡国でんでんいってますけどそういうの、亡国論者っていうんですかね?

こういうね「亡国」や「亡国論」て言葉がは、別に昨今の流行りじゃなくて
大正の昔から実によく使われてたってことがわかりますね。
その内容もね、大正の昔からなかなかに荒唐無稽でしてね
最初に言われているのがランプ亡国論w ランプを使うと亡国になるんだそうです。
ちょっとその趣意とするところはわからないっすね。
他にも当時は俳諧亡国論とか食パン亡国論とか赤湯巻亡国論とか
いろいろあったようですが、一番わからないのは「ビリケン亡国論」だよなw

ってこれなんすかw いやそう同書中にそういう亡国論があるという羅列で
さらっと紹介されてるだけだけどwww
ビリケンってあのビリケンさまのことですよね。違うのかな?w
ビリケンさまは1908年(明治41年)の誕生だし
1912年(大正元年)には大阪に来ていたので
この書が書かれた大正9年にはすでに有名だったけど。