緊急事態宣言が発令されている東京、大阪など6都府県に対する英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの配送が16日に始まった。今回の配送量は計5万2800回分で、接種は23日にスタートする。

 アストラゼネカ製は原則40歳以上が対象。米ファイザーや米モデルナ製の成分でアレルギー反応が懸念される人などには、40歳未満でも使用を認める。

 23日に接種を始める埼玉県川口市では、3750回分の枠が、すでに8割以上埋まった。「ファイザーやモデルナ製を待つよりも早く打ちたい」という40、50歳代が多いという。こうした世代が接種しやすいよう、接種時間を午後5〜9時に設定した。

 東京都武蔵野市は9月4日に接種を開始する。1100回分の予約枠はすでに定員に達した。30歳代の人からも「接種できないか」という問い合わせが寄せられたという。

 大阪市は、週3780回ペースでの接種を計画している。23日に開始する予定で、約6割の予約がすでに埋まっている

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8/16(月) 21:42 読売新聞
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