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「○○おばあちゃん、大好き!」。タカラトミーは18日、持ち主の顔を認識し、
名前を呼び掛けたり会話したりするコミュニケーション人形「うちのあまえんぼ あみちゃん」を
27日発売すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大で人と会話する機会が減った
高齢者らにかわいがってもらいたいという。

あみちゃんの胸のブローチに人工知能(AI)技術を活用した画像認識チップが埋め込まれており、
抱っこした人の顔や服の色を識別。事前に登録された持ち主の名前を呼んだり、
「青が似合う人はすてき」などと話し掛けてくれたりする。
 
また、日時に応じて「お誕生日だね」、抱っこする頻度に応じて「いつもありがとう」「忙しいんだね」など、
約25億通りのせりふを使い分ける。「むすんでひらいて」など、40種類の歌も歌うという。
 
少子高齢化や単身世帯の増加に伴い、コミュニケーションができる人形やロボットの需要は拡大傾向にある。
タカラトミーは今回、「リカちゃん」などで培った人形の技術を生かし、かわいらしく触り心地のいい人形に仕上げた。
希望小売価格は2万7500円。同社のオンラインサイトで販売する。


タカラトミーが27日発売する高齢者向けコミュニケーション人形「うちのあまえんぼ あみちゃん」(同社提供)
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