青森県八戸市の百貨店「三春屋」を運営する「やまき三春屋」が従業員約100人に解雇通知を出していたことが19日、同社への取材で分かった。新型コロナウイルスの影響などで売り上げが落ち込み、同社は今後、直営部分を縮小する予定。

 UAゼンセン青森県支部によると、11日付で出された解雇通知は従業員を約3割まで減らすという内容。同支部は「整理解雇の要件を満たしていない」として会社に対し団体交渉を続ける。

 同社の土谷与志晴社長は取材に、経営状況からみて合理性のある解雇と主張し「再就職の支援は十分にフォローし、交渉には誠意を持って対応していく」と話した。

共同通信 2021/8/19 21:59 (JST)8/19 22:15 (JST)updated
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