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キュウリのイラスト

キュウリの卸値が5倍に高騰 記録的大雨の中国・九州地方 品質に影響も
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 記録的な大雨の影響で野菜の卸値が高騰している。広島市中央卸売市場(西区)では平均卸値が盆前から2割近く上昇。中国地方や九州地方のキュウリやホウレンソウが特に高くなっている。スーパーでも値上げの動きが出ている。

 同市場の荷受会社、広印広島青果(同)によると、20日の野菜全体の1キロ当たりの平均卸値は230円。今月初旬は200円を切る日が多く、10日は192円だった。広島市で大雨特別警報が出た13日を境に急騰している。

 被害の大きい地域を産地とする品目の値上がりが激しい。九州産が多いキュウリは盆前の5倍近くになった。広島県産が入荷の大半を占めるホウレンソウは9割高。トマトは8割高、コマツナは9割高を付ける。坂田博文取締役は「日照不足で、品質にも影響が出ている」と打ち明ける。