千葉県で新型コロナに感染した妊婦の搬送先が見つからず、赤ちゃんが死亡したのを受け、愛知県は妊婦に優先的にコロナワクチン接種をすることを発表しました。

 「妊婦、夫、パートナーでワクチン接種を希望する場合は、県の大規模接種会場におきまして、予約の有無に関わらずワクチン接種を受けられる機会を提供いたします」
 (愛知県 大村秀章知事)

 千葉県柏市で、妊娠8か月だった女性が新型コロナに感染。

 受け入れ先の病院が見つからないまま、自宅で早産した赤ちゃんが死亡し、日本産科婦人科学会などが妊婦へのワクチン接種を勧めるメッセージを出しました。

 愛知県の大村秀章知事は、県が開設している大規模接種会場で、妊婦の女性と、その夫やパートナーに予約なしで優先的にワクチン接種することを決めました。

 妊婦が、あらかじめ医師に接種の相談をすることが前提で、愛知県は各市町村にも同じ対応をとってほしいとの通知を出します。
https://news.yahoo.co.jp/articles/160360e8b1a8ff08d887b6dfb9e7acbf76356952