※NHKニュース

違法な時間外労働 厚労省が立ち入り調査の事業所の37%
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210823/k10013219401000.html

2021年8月23日 19時52分

厚生労働省が昨年度立ち入り調査を行った全国2万4000余りの事業所のうち、違法な時間外労働が確認されたのは、37%に上ったことがわかりました。

厚生労働省は昨年度、労働者から申告があるなど、長時間労働が疑われる全国の事業所2万4042か所に立ち入り調査を行いました。

その結果、残業をするために必要となる労使協定がなかったり、労使協定の上限を超えて残業させたりするなど、違法な時間外労働が確認されたのは8904か所で、全体の37%に上りました。

このうち1か月の残業が80時間を超えるケースが確認されたのは2982か所、率にして33.5%で、150時間を超えるケースがあったのは419か所、4.7%ありました。

長時間労働の是正に向けては、働き方改革関連法が施行され、去年4月から中小企業でも時間外労働を1か月100時間未満にするなどの上限規制が始まりました。

厚生労働省によりますと、小売業の中小企業では労使協定を結ばずに1か月に235時間の時間外労働をさせていたことが確認され、労働基準監督署が直ちに改善するよう是正指導を行いました。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。