中国政府の感染症専門家は中国製の新型コロナウイルスワクチンがデルタ株に対して59%の有効性があるとの研究結果を公表しました。

中国政府の新型コロナ調査チームを率いた鍾南山医師は23日、中国メディアの取材に対し、
2種類の中国製ワクチンについてデルタ株への有効性が59%との研究結果を紹介しました。

製品名は明らかにされていませんが、中国製ワクチンのデルタ株に対する臨床報告は初めてだということです。

また、鍾南山医師は20日に行われたフォーラムで、
2回目の接種から半年以上が経過すると大幅に抗体が減少するとの研究結果も明らかにしました。

そのうえで、3回目の接種を行うと抗体の量が10倍に増え、
さらに半年経過しても抗体の目立った減少は確認されなかったとして3回目の接種の必要性を強調しました。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000226560.html