08月26日 07時30分

沖縄県が新規感染者のワクチン接種の状況を調べたところ、95%以上が接種していないことがわかりました。
県は、ワクチンの接種で重症化は防げるとして、特に若い世代に対して積極的な接種を呼びかけています。

県は、8月8日から14日までの1週間、県内で確認された新規感染者4179人を対象に、新型コロナワクチンの接種状況を調べました。

その結果、ワクチンを1回も接種していなかった人が、95.26%にのぼることがわかりました。

また、1回目の接種を終えた人が2.7%、2回の接種を終えた人が2.03%で、2回接種を終えた人の中には、
接種後2週間以内に発症した人も含まれるといることから、接種後2週間以上して感染が確認される、
いわゆる「ブレイクスルー感染」の割合はさらに低いとみられます。

県は、ワクチンの接種によって、感染しても症状が出るのを抑える「発症予防」や、
症状が出ても重症にならないようにする「重症化予防」について高い効果が確認されているとして、
特に若い世代に対して積極的な接種を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210826/5090015430.html