J&Jの新型コロナワクチン、追加接種で「抗体9倍」

ワシントン=合田禄2021年8月25日 21時34分
 米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は25日、開発した新型コロナウイルスのワクチンを1回目の接種後、さらに追加接種することで、ウイルスに対する抗体が大幅に増えることがわかったと発表した。
https://www.asahi.com/articles/ASP8T74G3P8TUHBI022.html

 米国ではファイザー製とモデルナ製、J&J製のワクチンが接種されている。J&J製を打った人に血栓ができる副反応がまれに起きることが報告されたこともあり、米国内で接種された計約3億6千万回のうち、ファイザー製が約2億回、モデルナ製が約1億4千万回を占めるが、J&J製は約1400万回にとどまっている。日本では、J&Jは厚生労働省に承認申請しているが、政府との供給契約は現段階では結んでいない。(ワシントン=合田禄)