丸川五輪相の呆れた厚顔ぶり…“失言”連発でも総務大臣就任を画策中!
8/27(金) 6:06配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7dcc603bd1fc4e9b1d090b0f75fa967e1a048ef

「丸川さんとしては、自民党のために火中の栗を拾ったつもり。それなので、『総選挙後の組閣では、重要閣僚への就任は当然』ということを話していました。どうやら、総務大臣のポストを狙っているようですがーー」

こう話すのは、自民党のベテラン衆議院議員だ。相次ぐ“失言”で炎上ばかりの丸川珠代五輪担当相(50)だが、驚きの“ご褒美”を求めているという。

感染症の専門家に対して「まったく別の地平」発言や、トーマス・バッハIOC会長の“銀ぶら”には、「不要不急であるかは本人が判断」という見解で、猛批判を浴びたことは記憶に新しい。

8月19日の参議院内閣委員会の閉会中審査では、新型コロナウイルスの感染者急増と、五輪開催が関係ないという見解の根拠として、「オリンピックの開会式は56.4%、閉会式が46.7%と、高い視聴率を記録」と、なぜかテレビ視聴率を読み上げた。

だが、共同通信が8月16日に公表した世論調査では、59.8%が「五輪開催がコロナ感染拡大の一因」と回答。そんな状況で“ご褒美”を欲しがる厚顔ぶりには、さすがに同僚議員たちも呆れているのだという。

「総務相は、閣僚序列で言えば副総理の次に列せられる重要閣僚で、地方自治や情報通信行政など多くの分野を担当します。

丸川さんは子煩悩で、小学生のお子さんのために、夜は18時過ぎにはさっさと帰ることがほとんど。じつは総務相は、閣僚でも出張が少ないと言われていて、そういうこともあって、総務相を狙っているのでしょう。

しかも、テレビ局の電波は総務省の管轄下。丸川さんはテレビ朝日のアナウンサーでしたが、あまり円満な辞め方ではなかったそうです。いつか見返してやろうという気持ちもあるんだと思いますよ」(前出・自民党衆議院議員)

いきなり退社ーー古巣・テレビ朝日との“遺恨”
2007年5月に、安倍晋三前首相(66)から熱心な説得を受けて、テレ朝を退社して出馬し、参議院議員に当選した丸川氏。あるテレビ朝日局員はこう振り返る。

「当時、『自民党が丸川アナを擁立』と報じられ、局内が騒然としました。上層部ですら、直前に知ったというくらいでしたから。

ただ局員の間では、『上昇志向が強い人だったしね』なんて話になりました。東大卒のキャリアを鼻にかけるところがよく思われていなかったのか、彼女と仲のいい局員はけっして多くなかった。

仕事ぶりでは、丸川さんの同期である大下容子さんのほうが評価は高く、アナウンス室での居心地もよくなかったでしょう。だから、前もって各所に挨拶をしてから辞めるということをせずに、突然辞めたそうです。いまでも、テレ朝に対していい感情は抱いていないと思いますよ」

丸川氏は、所管官庁の長として、古巣へのリベンジは果たせるのか。現在、菅義偉首相(72)の内閣支持率は急降下し、解散総選挙を前にした自民党総裁選での再選に黄信号がともっている。だが、丸川氏の“ランクアップ”の可能性について、政治アナリストの伊藤惇夫さんはこう解説する。

「菅首相は総務相を務めたこともあって、いまだに総務省内に強い影響力を持つ“天領”です。言い換えれば、“支店長”は誰でもいいんです。丸川氏を総務相に抜擢すれば、女性登用もアピールできるし、丸川氏をかわいがってきた安倍前首相への“ゴマすり”もできます」