東京都は27日、この日開設された渋谷の若者向け新型コロナウイルスワクチン接種会場について、28日から午前9時から10時半の間に、会場で抽選券を配布するなど抽選制に切り替えると発表した。同11時半に都のツイッターなどで抽選結果を発表する。

 この日開設された渋谷の区立勤労福祉会館の会場は、16〜39歳の都内在住者や都内に通勤・通学する人が接種対象。接種券と身分証を持参すれば、事前予約なしの先着順で接種を受けることが可能となっている。

 同会場での1日当たりの接種人数は300人程度で、開設初日のこの日は午前1時から並んだ人もおり、会場前には朝から行列ができた。午前11時50分から受け付け開始予定だったが、午前7時半には300人に到達したため締め切った。午前8時からは300人に整理券を配布し、密を回避した。

 都は、この日の希望者殺到を受けて「開設前から多くの方々を長時間お待たせし、混雑を防げなかったことを踏まえ、受け付け方法を変更する」と発表。28日からは、先着順の整理券方式から抽選方式とし、午前9時から10時半に同接種会場に来た人に抽選券を配布。11時半ごろに抽選結果と接種時間帯を、都の公式LINEとツイッターで発表する。

 小池百合子知事は27日の定例会見で、「これだけ多くの若い方々が会場に集まったということは、若い方々の接種意欲は極めて高い」との見方を示し、若年層の接種機会を確保するために、渋谷会場に加えて、都が運営する新宿・都庁南北展望室の接種会場や乃木坂(港区)の接種会場計3か所で、今月30日から予約制で受け付けると明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/30557053c2dc89216bd0d05dc0c3ba65bb5bc549

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