厚生労働省は28日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡した人のうち2人が、異物混入問題に関連して使用見合わせの対象となった製品を接種していたと発表した。使用したワクチンに異物は確認されておらず、接種と死亡との因果関係は不明としている。

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【17:06 追加】
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厚生労働省は28日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡した30代の男性2人が、異物混入があった製品と同じ工場で作られ、使用見合わせ対象となった米モデルナ製を接種していたと発表した。使用したワクチンに異物は確認されておらず、接種と死亡との因果関係は不明としている。


モデルナ製をめぐっては厚労省が26日、5都県8カ所の接種会場で計39本の未使用状態の瓶から異物の混入が見つかったと発表した。いずれもスペインにある工場で作られた同じロットの製品だった。死亡した2人が接種したのは別のロットの製品だが、同じ製造ラインで作られたため、厚労省が使用を見合わせるよう要請していた。使用見合わせは計3ロット計約163万回分に上る。

日本国内では新型コロナワクチンの接種後に死亡した人が累計千人を超えている。これまで専門家の評価で接種と死亡の因果関係が認められたケースはない

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