※NHK 茨城県のニュース

牛久市の入管施設 収容者が委託の警備員に首絞められけが
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20210830/1070014351.html

08月30日 20時02分

牛久市にある出入国在留管理庁の収容施設で、収容者が民間の警備員に首を絞められ、全治2週間のけがをしていたことが分かり、施設では「大変遺憾だ」として警備会社に対し、再発防止を求めることにしています。

出入国在留管理庁によりますと、今月27日、強制送還の対象となる外国人が収容されている牛久市の「東日本入国管理センター」で、男性収容者が、センターから委託された民間の警備会社の男性警備員に腕で首を絞められたということです。
男性はセンターで応急処置を受けた上で、翌日、近くの病院で治療を受けましたが、首をねんざする全治2週間のけがだということです。
けがをした当時は収容者の運動の時間で、警備員は「男性から冗談まじりのうそを言われたと思い、こちらも冗談交じりにとがめる意図で、ヘッドロックをした」と説明しているということです。
東日本入国管理センターは「センターの信頼を損なうもので大変遺憾だ。警備会社に対し厳重に再発防止を求める」としていて当面の間、運動の立ち会いは入国警備官が行うことにしています。