>>64

>1971年までは(空自)戦闘機パイロットの年間平均飛行時間178時間が維持されていたが、翌年以降は漸減傾向に突入し1974年は160時間、
>1976年には150時間、そして1980年には140時間台まで減少している。
>これが160時間台まで回復するには1987年まで待たねばならなかった。
>これでもアメリカ空軍の約240時間やNATO諸国の平均約180時間には届かなかった。
※月間「丸」 528号、P122より

信じたくないだろうから、試しに実在の人物のデータを下に検証してみよう
さきのF-35A墜落事故で操縦桿を握っていたのは細見彰里3等空佐(享年41)
航空学生あがりで各種戦闘機の累計飛行時間は約3200時間+F-35Aの60時間
導入直後の最新鋭機を任されるだけあって、部内では技量優秀者と目されていた

採用年齢18〜21歳の航空学生が戦闘機に乗るまで最低3年かかる
つまり細見3佐は概ね17年から20年の間、戦闘機に乗っていたことになる
細見3佐の戦闘機総飛行時間3260時間を上記の数字で割ると
最大で年間平均191時間、最小で163時間とはじき出される
空自内部で優秀者と目される人物ですら年間平均200飛行時間に届いていないというのが
厳然たる事実なのである