宮城県名取市の閖上漁港で1日、アカガイの初水揚げがあった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で、飲食店向けの需要減少が懸念される中、初日の水揚げ量は昨季より約5割減となり、漁業者からため息が漏れた。

 出漁したのは地元の10隻。資源管理のため午前6時半から3時間に限り、高級食材として全国的に有名なアカガイを取った。水揚げ量は計180キロで、入札の結果、1キロ当たりの最高値は4051円だった。

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