タリバンによるパンジシール州の陥落の報道が否定
https://parstoday.com/ja/news/asia-i83848

アフガニスタン北東部パンジシール州の反タリバン勢力の指導者であるアフマド・マスード氏が、パンジシール州がタリバン勢力によって陥落したとする報道を否定しました。

アルアーラムチャンネルによりますと、アフガンの国民的英雄・故アフマド・シャー・マスード氏の息子に当たるアフマド・マスード氏は3日金曜夜、「私が生きている限り、パンジシール州はタリバンの手に渡らないだろう」と強調しました。

逃亡したガニ・前アフガン政権で第一副大統領を務めたアムルラ・サーレ氏はビデオメッセージの中で、彼がパンジシール州を離れタジキスタンに向かった、とする一部メディアの報道を否定しています。

サレハ氏は、「タリバンの攻撃に対抗しており、このグループとの戦いを続ける」と付け加えました。

これ以前にアフマド・マスード氏は、「アフガニスタンの唯一の解決策は対話である。しかし、交渉が決裂した場合、タリバンと戦う準備ができている」と強調していました。

パンジシールはアフガン北東部に位置し、同国で唯一タリバンに占領されていない州です。

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https://jp.reuters.com/article/afghanistan-conflict-idJPKBN2FZ1UJ