0001孤高の旅人 ★
2021/09/08(水) 17:48:53.28ID:nzZ4l5J599/8(水) 14:30配信 UHB 北海道文化放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/250ef05a67edefa7586e2dfe4006a03d6cd3dbd4
北海道の石狩地方の道立高校で、授業料の徴収事務を怠り、生徒38人に対し約246万円の徴収漏れがあったことがわかりました。
授業料の徴収漏れがあったのは恵庭市にある恵庭北高校です。
恵庭北高校では授業料の事務担当者が2019年4月から2021年5月にかけて口座振替手続きや督促などの必要な事務を怠ったため、生徒38人に対して約246万円の授業料に徴収漏れがありました。
2021年5月、管内の収入事務を集約している石狩教育局が、2020年度の収入を集計したところ、約200万円を越える多額の未済額があったことから発覚しました。
恵庭北高校の担当者は1人で授業料の事務を担当していて、他の事務を抱えている中で、徴収事務が滞っているのをわかっていながら放置していました。
高校の授業を巡っては、国の「高等学校等就学支援金制度」により、保護者の所得が基準を下回れば、国公立高校では授業料の負担がなくなります。
恵庭北高校では、この基準を上回る保護者への事務が放置された上、保護者の所得に変動があり年度の途中で「就学支援金制度」の対象となった生徒7人、約14万円の返還事務も行われていませんでした。
学校は9月7日までに対象となる保護者に謝罪と説明を行い、今後、速やかに徴収・返還の事務を行うとしています。
一方、これを受け、北海道教育委員会が他の道立学校を調査したところ、同様に徴収事務
が行われていないケースがある事がわかりました。
徴収漏れは札幌南高校1人、札幌白陵高校4人、北見緑陵高校1人の計6人に対して合せて約49万円に上ります。
返還漏れは札幌月寒高校1人、札幌厚別高校3人、札幌琴似工業高校2人、札幌白陵高校1人の計7人に対し合せて約25万円に上ります。
いずれも授業料の担当者が事務を失念していたということです。
北海道教育委員会は「今後、学校や教育局での事務処理方法や相互チェック体制などについて、改めて通知するとともに、会議などを通して指導を徹底し、また、ミスを未然に防止するため、学校に毎月実施するチェックリストや授業料と支援金を合せて管理できる集計シートを配布する」としています。