9/10(金) 14:00配信

KHB東日本放送

 仙台市と名取市にある4つの病院を再編し2つの拠点病院の新設を目指す県の方針について、仙台市の郡市長は「突然の公表で、誠に遺憾だ」と述べました。

 病院の再編をめぐっては村井知事が9日、太白区の仙台赤十字病院と名取市にある県立がんセンターの統合、青葉区にある東北労災病院と、名取市の県立精神医療センターの合築に向けて、協議を始めると表明しました。いずれも来年度中の基本合意を目指し、今後、病院の建設場所などの具体的な協議に入るとしています。
 県の方針について仙台市の郡和子市長は9日夜に次のように話しました。「突然の公表でしたから、これまでの経緯を考えますと誠に遺憾です。仙台市内から、日赤病院、労災病院をどこかに移動させるというのはやはり看過できないなというふうに思うところです」
 また郡市長は「コロナ禍で医療体制がひっ迫する中、どうしてこのような話になるのか、はっきりと伺わなければいけない」と、県に説明を求める考えを示しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/63d50e1bd210b62f8f5aed0785a8dbccc9b4216e