【医療】植物状態の患者に意識はあるか? イタリア人科学者が作った最も正確な「意識計測機」 [凜★]
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■MIT Technology Review(2021.09.14)
https://www.technologyreview.jp/s/256037/the-hunt-for-hidden-signs-of-consciousness-in-unreachable-patients/
脳に損傷を負うなどして、いわゆる「植物状態」にある人々にも意識はあるのだろうか。イタリアのある研究者は、一見すると完全に無反応な人であっても、脳に刺激を与えることで、意識があるかどうかを判定できる方法を開発した。
ラノ西部に位置するある平凡な低層病院は、「ニョッキ」という親しみのある名で知られ、一見すると特筆すべきことは何も見当たらない。しかし、ドン・ニョッキ財団サンタ・マリア・ナシェンテIRCCSセンターの隔離棟の2階へ上がると、重度の脳損傷のために意思伝達できない男性が、テクノロジーの数々につながれている。それによって彼の意識の有無が分かると、ここにいる研究者たちは考えている。
男性患者は、歯医者の電動椅子のようなものに座り、頭を後ろに傾け、青いサージカルマスクを着けて口と鼻を覆っている。あご下のストラップで固定された白いメッシュキャップには、電極が60個点在しており、そのどれもが2メートル長のケーブルにつながっている。男性の上には、多関節アームの先に付いた赤外線アレイが配置されている。このデバイスは、男性の両こめかみに付けられたセンサーから信号を跳ね返すことで、磁気共鳴画像(MRI)による脳の動的なオーバーレイを付近のモニターに描写するためのものだ。そして、そのモニターを見ている研究者は、白い楕円形のプラスチックを男性の頭蓋骨に向かって押し当て、大きめの錠剤サイズの脳の領域に電磁パルスを送る。
そうしてパルスが送られるたびに、クリック音が鳴る。園芸用のホースくらい太く、重量感のあるケーブルが3本、デバイスの後ろから渦巻き状に出ており、出力を制御する25万ドル相当の機械につながっている。部屋の反対側にいるのは、縮れ毛で青い目をした神経科学者のマルチェロ・マッシミニ博士と、患者を担当する神経科医であるアンジェラ・コマンドゥッチ博士だ。二人は、脳波を表す複雑な青い曲線が、ほぼリアルタイムで画面に表示されるのをノートPCで見ている。画面内に表示されているのは、かろうじて感知できる、恐らく夢のような意識があることを示すサインだ。
研究室では、人々の脳波記録にコンピューターで「摂動複雑性指数(PCI:perturbational complexity index)」と呼ばれる0から1までの数値を割り当てる。マッシミニ博士と研究仲間によると、この単一の数値は、人に意識があるかどうかを明らかにする一種の複雑性を大まかに示す尺度だという。マッシミニ博士らは、0.31という閾値も算出している。この値は、健康な被験者と脳に損傷のある被験者を対象として2016年に実施された研究によると、「100%の感度と100%の特異度で無意識状態と意識のある状態を区別する」値だという。つまり、この測定方法は高い精度で機能するということだ。
さらに驚くべきことに、マッシミニ博士らが無反応覚醒症候群(UWS。以前は「植物状態」と呼ばれていた状態)の患者グループのPCIを算出したとき、およそ5人に1人が、意識があることを示すPCI値を記録したという。「たとえ、完全に無反応で、意識を示すサインが皆無であったとしても、PCI値が閾値を超えた患者には意識があると確信を持って言えます」とマッシミニ博士は話す。
この画期的な進歩により、(まだ粗く、原始的で、荒削りではあるが)医学史上最も正確な意識計測器が誕生した。医療に与える影響は広範囲におよぶ。推定によると、長期的な意識障害を抱えた人々は、世界中に最大で39万人存在するという。その中には、無反応であるため、まるでそこに居ないかのように扱われている人々も存在する。だが、そうした人々は、生きている限りは、覚醒した状態で世界を体験し、孤独で、自身の肉体という牢獄から手を伸ばせない状態なのかもしれない。
マッシミニ博士は、PCI値がそういった人々を特定するうえで役立つと確信している。
2021年7月、筆者がミラノでマッシミニ博士を訪ねたとき、彼はミラノやボストン、ロサンゼルスなどにいる他の研究者たちと協力していた。そうしている間にも、PCI測定はすでに、診断の指針を示し、部分的な回復の可能性を判断するのに役立てるために、ニョッキで使われていた。
(以下省略、続きはリンク先でお願いします) >>109
ALSは最後に残った眼球運動がロックオンされても
意識はあるのがみんな判ってたけど
コレは今まで無意識と思われていた中にも
閉じ込め症候群だった人がいた!って衝撃の事実から
計測出来る様になったという話 >>67
友達が頭を強打して一時的に記憶喪失になったんだけど(1日で治った)
その間のことは覚えてなかったな
こっちからしたら頭打ってみんな慌てて病院に連れてくってなって
ボーッとはしてるけどちゃんと受け答えはしてていつも通りだった
ただその1日は記憶が5分以上持たなくなってた 何年も植物状態だった人が回復し、その人はずっと周りの事をきいており覚えていた
脳死状態での臓器提供はだから嫌だ >>67
昔酔っ払った友達がアイスバーンで転んで頭打って救急車で運ばれたんだけど、名前も年齢も違う事言って丸一日知らない女性になってたって同行した友達に聞いた
ずっと47歳の女性になってたそうで会話もできるけど知らん人ですごい怖かったって言ってた
生年月日もその架空の女性の物で家族構成の設定もあったらしい
一日経ったら治ったらしく大学には普通に来てた >>1
日本人の高齢者胃瘻が多く寝たきりのうちにボケる
痛いや苦痛は感じる
この長寿は喜ぶべきだろうか 意識があるのに身体がまったく動かないとか地獄だろ
本当なら虐待どころの話じゃないぞ >>116
俺も頭打ったらJK設定になったりするんやろか? そういえば前に
23年間植物状態と思われていたけど
実はずっと意識があって全て会話を聞いていたっていうのがあったな。 意識があっても全く体が動かなきゃ意味ないだろ。
でもまあ安楽死を希望するかどうかは聞けるからいいか。 意識があっても自発的に考えられるレベルじゃなくて色んな出来事に反応してるレベルじゃないの? >>116
そういう話めちゃくちゃ興味ある
けど、それについて考えてると輪廻転生やら宇宙の始まりやらまで考える事になって眠れなくなるんだよな >>15
嫌儲板の連中は、氷河期は見捨てろってよ。 >>90
門外漢なりに考えるね
脳機能全て停止したら記憶読み出しも判断もできないはず
意識って一体
>>16 明治の人なのにジーパンにTシャツなのは変やろ 植物人間のまま延命治療され続けたら老衰まで生き続けるん?その間ずっと年金貰えるん? >>1
このスレでこれが出てないなんて…!↓
https://ameblo.jp/okseitai/entry-11796668709.html
ブラックジャックG「植物人間」封印された幻の作品の謎?
植物状態の人には本当に意識はないのか?っていうのは昔から普遍的なテーマだな
個人的には、頭部外傷で重い意識障害が続いてる患者に、マイスリーを投与したら
目覚めたっていうのが衝撃だった で、その機械で意識があるとかないとかと言われる植物のサボテンあたりを計測するとどうなんの? >>7
臓器ビジネスの為に殆ど殺されてるんだってね
実は反応できないだけで意識はある ずっと悪夢見続けてるとかだと辛いな、、
科学進歩して脳と直接コミュニケーション取れるようになったら良いな >>111
閉じ込め症候群はマジで怖い、拷問すぎる >>142
ホーキング博士は自身のロックオンに備えて
それ研究してたけどどこまで進んだんだろうね。
目さえ動けば日本にも「電の心」が有るけど
目も動かないと難しい
最近ドラマで左右には動かせないけど
上下は動かせる人が多いってやってたので
日進月歩で進むといいな >>101
へぇ…。ヒトの体というのは、
まだいろいろと分からないことが多いんだね… 全く体が動かせずに、意識だけあったらと考えたら
恐怖でしかないな >>150
全身麻酔で手術受けた後パニクった
発声はできるけど思うように喋れないし 聴覚は残りやすいっていうから音楽聞かせたら脳波が動いたりしないんか? ドラえもんの最終回とかいう都市伝説みたいだな。ドラえもんや友達たちとの生活や冒険は実はのび太が見ている夢で、現実ののび太は三歳の頃から事故で植物状態とかいう与太話 >>7
脳死は流石に死だろ
体だけ生かすとか人体実験と変わらんぞ
逆に脳だけ生きてる場合意思疎通が出来るなら死とは言えないんじゃないかな >>20
脳死患者からの臓器提供で無麻酔はそもそもあり得ないので、その話自体が嘘だと断言できる。 >>90
分かってないなぁ。
どうせ元通りになんて回復せず、良くて人工呼吸器に繋がったままその後一生を生きるんだぜ。
臓器移植するに丸をつけておけばそんなことをせずさっさと殺してくれるわけ。
そりゃ丸つけるだろ。 これ心肺停止でも脳が有れば意識ある場合があるって事? >>116
その生年月日がその子の誕生日より47年以上前だったりしたら… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています