※日本経済新聞

神戸空港でロボットが接客 阪大とサイバーが実験開始
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF169PG0W1A910C2000000/

2021/9/17 20:30

神戸空港(神戸市)のターミナルビルで17日、ロボットに施設の案内や接客をさせる実証実験が始まった。出発ロビーや飲食店フロアに計10台の卓上型ロボットを配置し、2人のオペレーターが遠隔操作で利用客の質問に答えたり店舗を紹介したりする。案内業務の効率化とサービス向上が狙いで、さっそくロボットに話しかける客の姿がみられた。

実験は26日まで実施する。大阪大学とサイバーエージェントが手掛け、ロボットベンチャーのヴイストン(大阪市)が開発した高さ30センチメートルほどの卓上型ロボット「Sota(ソータ)」を使う。

ロボットはカメラで人の接近を検知して「神戸空港へようこそ」「僕に話しかけてほしいな」などと自動で呼びかけ、あいさつや自己紹介など約100通りの簡単なやりとりは人工知能(AI)で自律的に判断して返答する。お薦めの店舗の紹介など複雑な質問については在宅勤務のオペレーターが遠隔で対応する。音声は同じなので自然な会話の流れに感じさせる。

空港のターミナルは広大で施設も多いため迷いやすく、利用客が十分なサービスを受けられないこともある。実験ではオペレーター1人で5台のロボットを操作し、少人数で広くターミナル内をカバーしてより多くの利用客への対応にあたる。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。