米国の超富裕層は本来支払うべき税金を納めていない。その額はあわせて1600億ドルに達する。ジョー・バイデン大統領が表明した。

バイデン大統領は、米国市民に呼びかけた中で次のように発言した。

トップの1%は 1600億ドルもの納税を逃れている。それは彼らが毎年支払うべきものだ。

トランプ氏
c REUTERS / Octavio Jones
トランプ氏の米国論 次期選挙までに国は無くなる
https://jp.sputniknews.com/politics/202109178695592/

バイデン氏は大企業に対し、誠実に税金を納めるよう呼び掛けた。

私は誰かを罰するするつもりはない。私は資本主義者だ。100万ドル、10億ドル稼ぐことができるのであれば、神様があなたがたを祝福しているのだ。私がお願いする事は一つ。中流階級の人々と同じく誠実に税金を払ってほしい。しかし現状はそうなっていない。

バイデン氏によると関係省庁は、 超富裕層が手にする報酬の実態を把握できていないことから、税金逃れができる状況にあるという。

バイデン氏は法人税及び譲渡所得税を引き上げることで新たに3兆5000億ドルの税収を見込んでいる。バイデン氏は法人税を現行の21%から28%まで、譲渡所得税は20%から39.6%まで引き上げることを提案している。
https://jp.sputniknews.com/us/202109178695713/