共同通信社は17、18両日、自民党総裁選について電話で調査し、全国の党員・党友の支持動向を探った。

投票資格があると答えた党員・党友の回答を集計したところ、
新総裁にふさわしいとしたのは、河野太郎行政改革担当相が最多で48・6%を占めた。

岸田文雄前政調会長が18・5%、高市早苗前総務相が15・7%で追う展開となっている。
野田聖子幹事長代行は3・3%だった。

総裁選の仕組みに沿って換算すると、党員・党友による地方票382票のうち河野氏は210票を超えた。

総裁選は、国会議員票と同数の地方票の合計で争う。地方票は党員・党友の投票を全国集計し、得票割合に応じてドント方式で配分する仕組み。

調査で「まだ決めていない・分からない」と答えた13・9%を除いて試算すると、
岸田氏は80票前後、高市氏は70票前後を獲得する見込みだ。野田氏は10票程度となる。
https://www.sankei.com/article/20210918-RK3EMJR6DFIYREQ3KHO4PEXB7A/