コロナ長期化 子ども食堂などからの食材提供 利用者増加
09月17日 07時20分

*ソース元にニュース画像あり*

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20210917/8030011103.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの影響が長期化する中、高松市の支援団体が行っている
経済的に困っている家庭への食料の提供を利用する人が、ひとり親世帯を中心に増えています。

経済的に苦しい家庭などに食事を提供してきた高松市木太町の子ども食堂では、
新型コロナウイルスの影響で食堂での提供ができなくなりましたが、
訪れた人に食料を渡す活動は月に2回続けています。

渡しているのはパンや果物の缶詰のほか、寄付された野菜で作った総菜などで、
感染拡大の影響が長期化する中、ひとり親世帯を中心に、利用者が去年の同じ時期と
比べて2倍以上に増えているということです。

団体は食材や資金の寄付で運営していて、利用者からは調理にかかる光熱費や容器代として
1世帯につき500円を集めていますが、ひとり親世帯には無料で提供しています。

食材を受け取った高松市の男性は「子どもたちもここの料理が好きで、毎回楽しみにしています。
野菜は買うと高いので家計的には助かっています」と話していました。

支援活動を行っている「アール・ツゥふれあい食堂」の長友惠子さんは
「ニーズが高まっているのでその期待に応えられるよう活動を続けていきたい」と話していました。