「ワクチン先進国」シンガポールで、いま本当に起きている「すごすぎる現実」


私が暮らすシンガポールでは、これまで世界的に見ても最も厳しくコロナについての行動制限を行ってきましたが、
全国民の8割以上がmRNAワクチンの2回接種が完了したために、海外渡航も含めて行動規制を緩和し始めています。

「アフターコロナ」に向けて着実に歩みだしているシンガポールの最新の状況について、現地から紹介します。


ICU入院患者は「1ケタ」


シンガポールが高いワクチン接種率にもかかわらず新規感染者が増えていると日本でも報道されているように、
新規感染者は9月半ばに800人を超えるところまで増えてきています。

だた、日本と同じくシンガポールでもファイザー/モデルナの2社のmRNAワクチンのみを接種しており、
これらのワクチンはデルタ株に対しても高い重症・死亡リスクの低減効果を誇っていて、人口600万人のシンガポールにおいて
国全体のICU入院者は1ヵ月以上、1ケタのままで推移しています。

死者もここ4週間で4人にとどまっており、その4人も全員ワクチン接種が完了してない人たちでした。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87053?imp=0