幻の黒イチジク 高級品種「ビオレ・ソリエス」の収穫 佐渡

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210921/1030018338.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

栽培が難しく収穫量が少ないため幻の黒イチジクとも呼ばれている高級品種
「ビオレ・ソリエス」の収穫が佐渡市で行われています。

「ビオレ・ソリエス」は、フランス原産の皮が薄くて糖度が高い黒いイチジクで、
ねっとりとしたやわらかい果肉を皮ごと食べられるのが特徴です。
佐渡市小木地区では「おぎビオレー」の名前で20年ほど前に5世帯の生産者が栽培を始め、
今では12世帯が年間10トンあまりを出荷しています。
収穫期の農業用ハウスでは、夜間、イチジクの生育を促す効果があるとして
クラシック音楽を流しているということです。

ことしも、今月1日から集荷が始まっていて、20日は朝早く収穫された「ビオレ・ソリエス」が
地区の共同集荷場に次々と持ち込まれ、仕分けされていました。
生産者によりますと、ことしは春から気候が安定していて、いまのところ生育は順調だということです。

小木イチジク生産組合の石塚雅実組合長は「7月の天候が非常によく糖度も乗っておいしいです。
甘くて濃厚な味を楽しんでほしい」と話していました。
「ビオレ・ソリエス」は、県内の市場で300グラム1パックあたり
600円から800円ほどで取り引きされ、県内のスーパーのほか、
東京都内のホテルやレストランなどに出荷されるということです。

09/21 11:33