投票用紙ネットに“出品”!?…総裁選で珍事態続出
9/21(火) 18:45配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c1a85dac0d6a951e2ab893729349a556c74fc6c

 総裁選を巡ってはこんな気になる事態も起きています。自民党員に送られた投票用紙とそっくりなものがメルカリに出品されていたことが分かりました。

 自民党総裁選を巡り、こんなまさかの事態が…。

 なんと、自民党総裁選の投票用紙とみられるものが「メルカリ」で売られていました。

 自民党の各都道府県連が投票資格を持つ党員などに発送したものと思われますが、テレビ朝日が取材した山梨県の投票用紙と比べても文言が似ているのが分かります。

 現在は削除されていますが、メルカリ側は…。

 メルカリのコメント:「当該商品につきましては禁止行為に該当致します」

 自民党本部に話を聞くと…。

 自由民主党本部総裁選挙管理委員会:「メルカリ事務局に対し、商品として不適切な可能性がある旨を報告し、すでに削除されております。投票用紙の作成にあたっては偽造防止などの措置を講じております」

 しかし、ネット上では別の問題も…。身に覚えのない総裁選の投票用紙がなぜか、自宅に届いたという多くの声が…。

 自民党の大阪府支部連合会から3日前に投票用紙が届いた大阪府在住のHITOMIさん。

 自民党員だという認識は一切なく、党費を納入したこともないそうです。

 自ら自民党大阪府支部連合会に問い合わせたというHITOMIさん。すると、なぜか自民党の東京都連から返答が…。

 自民党東京都連(HITOMIさんへの取材から):「国会議員を通じて(自民)党員として登録されています」

 HITOMIさんによりますと、東京都連は、ある国会議員の名前を出してきたといいます。しかし、HITOMIさんはその国会議員とも接点はなく、困惑を隠せません。

 自民党本部は取材に対し、「投票用紙は党員党友名簿を精査したうえで郵送しております」としています。