法人税や消費税計1億3800万円を免れたとして法人税法違反などの罪に問われたアニメ制作会社「ユーフォーテーブル」(東京都中野区)社長近藤光被告(51)は17日、
東京地裁(田中昭行裁判官)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

同社は「鬼滅の刃」など人気アニメの制作を手掛けたほか、カフェなどの飲食店を各地で運営する。

検察側は冒頭陳述で「将来の経営悪化などに備え、可能な限り納税額を減らし、事業資金を手元に確保しようと考えた」と指摘。
近藤被告は「何かあった時のために、と脱税をしてしまった。申し訳ありません」と謝罪した。


2021年9月17日6:50 午後
https://jp.reuters.com/article/idJP2021091701001380