アメリカのお化け屋敷で子供を怖がらせていた従業員が誤ってナイフで11歳少年を刺してしまい解雇される出来事があった。

事件が起きたのは18日夜、オハイオ州ベリアのお化け屋敷「7 Floors of Hell」。

脅かし役を演じていたクリストファー・ポゴゼルスキー氏(22)はこの日、子供客を怖がらせるため、ナイフを地面に這わせながら、彼らの足付近の土を刺していたようだ。

しかしこの刃物は支給されていた小道具ではなく、ポゴゼルスキー氏が自宅から持参した本物のボウイナイフだった。地面をナイフで突き刺していたところ、うっかり少年のサンダルに刺さり、左足の親指に切り傷をつける怪我をさせてしまった。

警察到着時には被害者少年のつま先からは軽い出血が見られた程度で、幸い大事には至っていない。

「スタッフが息子を怖がらせるためナイフを持って近づいてきたのですが、息子は『偽物だ!怖くない!』と言っていました」と語った男児の母親。運営者からは「事故は起こるものだ」と何度も言われたようで、対応にも不信感を募らせている。

ポゴゼルスキー氏はすでに解雇されており過失傷害の罪に問われることに。彼の母親は「ナイフを返してほしい」と当局に求めたが断られた。

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