自民党役員人事で、岸田新総裁は、総裁選挙で争った麻生派の河野規制改革担当大臣を、広報本部長に起用する意向を固めました。

自民党の岸田新総裁は、10月1日に党役員人事を決定することにしていて、人選を進めています。

そして岸田氏は、総裁選挙で争った、河野規制改革担当大臣を、広報本部長に起用する意向を固めました。

河野氏は、衆議院神奈川15区選出の当選8回で、58歳。

自民党麻生派に所属しています。

自民党総裁を務めた河野洋平元衆議院議長の長男で、平成8年の衆議院選挙で初当選し、平成27年の第3次安倍改造内閣で国家公安委員長兼行政改革担当大臣として初入閣しました。

平成29年には、父の洋平氏も務めた外務大臣に起用され、祖父の河野一郎・元農林大臣が、当時の鳩山一郎総理大臣とともに日本とソ連の国交正常化に尽力したことから、3代続けて外交に携わりました。

その後、防衛大臣を経て、去年9月の菅内閣の発足に伴い、規制改革担当大臣に就任しました。

ことし1月からは、新型コロナウイルスのワクチン接種も担当し、自治体へのワクチン配分などの調整にあたりました。

そして、今回の総裁選挙に立候補し、1回目の投票で1票差の2位となり、決選投票で岸田氏に敗れました。

岸田氏は、今回の人事で、河野氏ら総裁選挙で争った候補者を起用する考えを示していて、党員票を最も多く獲得した河野氏を広報本部長にすえ、党の発信力の強化につなげるねらいがあるものとみられます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210930/k10013284451000.html

※前スレ
【速報】河野太郎、『自民党広報本部長』に起用へ [ネトウヨ★]
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